minneやcreemaもいいけど……ハンドメイド作家はいずれオリジナルショップを持とう

   

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オリジナルショップを持とう

今日は、オリジナルショップについて書きたいと思います。
「オリジナルショップ」という言葉は色々な捉え方ができますが、マル子がこのサイトの中で言っている「オリジナルショップ」の意味は、”WEB上の自分のお店”という意味です。

それは、minne(ミンネ)・creema(クリーマ)・iichi(イイチ)などのいわゆるマーケットプレイス(=ハンドメイドマーケット)でアカウントを発行して出店するのではなく、自分自身でオンラインショップを持って、自分自身で運営・集客をしていくという方法です。

マル子は、このオリジナルショップを持つことを強くおすすめします。
これからハンドメイド作家として活動していくなら、必ず視野に入れてください。

ハンドメイドマーケットの限界

minneやcreemaに出店をするのは、誰でも気軽にできます。
アカウントを作って、作品の写真をUPして作品の説明分を作れば、それでもう販売スタートです。うまく行けば運営側の目に止まり、メルマガや特集に掲載してもらって、お客さんが流れてきて、売り上げが上がっていくでしょう。

ハンドメイドマーケットのポイントは、「集客をしてくれること」、さらに「出品が楽なこと」です。
ただ、ハンドメイド作家が飽和状態の昨今、minneやcreemaに出品すれば売れるということは、ほとんどありません。

その他にもたくさんの作家が星の数ほどの作品を出品しているので、もはやハンドメイドマーケットに出品したとしても集客は自分でやらなければいけないのです。

また、ハンドメイドマーケットの「仕様」の範囲内でしか作品を見せることができません。例えば、1つの作品に対して10枚以上の写真を掲載したいとなったら、creemaやminneではできません。creemaは写真が10枚まで、minneに至っては5枚までです。

もちろん、ハンドメイドマーケット側も色々な便利な仕組みを用意してくれていたり、サービスのCMを打ってマーケットにくるお客さんを増やすなどの努力を惜しまず展開してくれています。

はじめのうちは、このハンドメイドマーケットの仕組みの中で作家活動をスタートすることが一番だと思います。ただ、ある程度の実績がついてきたり、もっと売り上げを上げていきたいとなった場合、やはりオリジナルショップを持つ方が可能性が広がります。

オリジナルショップであれば、手数料がゼロ

現在、ハンドメイドマーケットの手数料はこのようになっています。

iichi:20%
creema:10%(作品、素材の販売)
minnne:10%

この手数料、バカになりません。もちろん、システムを使わせてもらっているし、それに対する対価としては妥当かと思います。

ただ、ハンドメイド作品の利益を出していくためには、この手数料は少なければ少ないほど良いです。その点、オリジナルショップであれば手数料がゼロなのです。

10000円の作品であれば、iichiでは2000円とられていた手数料がゼロ円になるので。その2000円は、利益にプラスできる。これは大きい。

厳密にいうと、オリジナルショップでクレジットカード決済などを利用するはずなので、決済代行手数料はかかります。しかし、それも数%。10%や20%と比較すると明らかに少ないです。

手数料がゼロ円の変わりに、月額の料金がかかるところが多いですが、それも数千円くらいのもの。10000円売れるごとに2000円の手数料を払っているよりもはるかに経済的となります。

そういうわけで、売り上げがある程度の規模になってきたら、オリジナルショップを持つことを考えて欲しいのです。

オリジナルショップを持つなら、カラーミー一択

オリジナルショップを開設しようとしたら、ネットショップ作成サービスを探します。世の中にはたくさんのネットショップ作成サービスが存在し、マル子も当初、どれにしようか悩みましたが。

結果、カラーミーというサービスに決定し、今も使っています。カラーミーはこれです↓


マル子は「北欧、暮らしの道具店」というオンラインショップを理想に掲げて自分のオリジナルショップを作っていました。その「北欧、暮らしの道具店」のインタビュー記事によると、彼らも会社立ち上げ当初はカラーミーを使っていたそうなのです。

おそらく、今は規模も大きくなりもっと拡張性の高いサービスか、システムごと自社で開発・運用しているのではないかと思います。

が、まだはじめたばかりはカラーミーを使っていたという記載がありました。

目標としているショップが走り出しのときに使っていたサービスですから、迷いはありません。また、マル子が絶対の条件として掲げていた「独自ドメインを設定できる」という機能もクリアしていました。

さらに、金額が他社よりも圧倒的に安い。

これが決めてとなり利用を開始。4年経った今でもこの選択を後悔していません。

カラーミーの中の人、いつもありがとう

カラーミーを使っていて嬉しいポイントを一つ、書かせてください。なんと言っても、お問い合わせ対応が最高!!ということ。
普通、WEBサービスのお問い合わせって、電話をしても長時間待たされたり、メール問合せしてもなかなか返信がなかったりしませんか?

カラーミーは、電話で相談したい場合はメールで依頼を投げます。そうすると、担当者から電話をしてくれる。通話料もかからないし、メールを投げてから結構なスピード感で連絡がきます。

このお問い合わせ対応のエクセレントさに、いつも助けられいます。

この場を借りて、カラーミーの中の人にお礼がしたいです。

そんなわけで、オリジナルショップ作成のサービスなら
カラーミー一択。
これが今のところのマル子のファイナルアンサーです。

ハンドメイドマーケットとオリジナルショップの併用がベスト

オリジナルショップは手数料がゼロのため、利益を最大化できるというメリットがある一方、集客は自分で行う必要があります。
また、minnneやcreemaは集客の一部を担ってくれるというメリットがある。

マル子は、どれもぜんぶ利用するという併用スタイルがベストだと考えます。

minnneにもcreemaにも出店しながら、オリジナルショップでも販売するというスタイル。お客さんにはminneから買ってもいいし、creemaから買ってもよいし、オリジナルショップから買ってもよい。それは、お客さん次第。

でも、お店を運営する側にとっては、オリジナルショップで買ってくれるのが一番嬉しいですよね。手数料がかからず利益が大きいから。

だからこそ、オリジナルショップで買ってくれた人には特別な特典をつけたりして、なるべくそちらで買ってもらうようにアピールしたりしています。

ハンドメイドマーケットも利用しながら、オリジナルショップも運営。このスタイルがマル子の成功の要因の一つかな、と思っています。

オリジナルショップ運営なら、カラーミー一択。


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